イギリスにだっておいしいものはあるよ!インド料理とか中華料理とか!といういじられかたをよくしているイギリスのご飯事情ですが、イギリスで食べるインドカレーは本当においしいのだと知り合いから聞きました。
特にカレーはインドからイギリスに入ってきたものの、現在の形にしたのはイギリスであるため、ある意味カレーの本場はイギリスであると言えるかもしれません。
イギリス人におすすめしてもらったインド料理屋へ
2024年7月31日(水)
ロンドンにしては珍しく30度近い気温の中、イギリス人の同僚におすすめされたインド料理屋さんに、カレーを食べに行くことにしました。
店の名前はChettinad Restaurantといい、Googleでの評価は4.5で、Yelpでの評価も4.0でなかなか悪くありません。
https://www.chettinadrestaurant.com/
本当はロンドン中心部から西の方にあるSouthallというインド人の多い地域に行こうと思っていたのですが、市内中心地から電車で30分ほどかかるため、また別の機会にすることにします。
Chettinad RestaurantはGoodge Street駅の近くにあり、近くに無印良品やユニクロなどもあって、日本人的には買い物に便利です。ただロンドンは人件費やら物価やらが高いので、日本で買う2-3倍くらいの値段だったりしますが。
ホームページから予約ができたので、12時の開店にあわせて予約をとって行きました。しかし平日だったからか、店には私のほかにカップルが2組いるだけで、予約はなくても入れそうでした。うだるような暑さだったのでカレーがあまり人気のない日だったのかもしれません。とはいえ、平日の開店直後の話なので、行ってみる際には予約されることをおすすめします。
ちなみに、Chettinadというのは南インドにある地域の名前だそうで、チェッティナードゥ料理はたくさんのスパイスを使うことで有名らしいです。
私はマンゴーラッシーと、Chettinadu Kolli (Chicken)というものを頼みました。説明書きには「23種類のスパイスが使われている、チェッティナードゥで1番有名なカレーである」とあります。
注意が必要なのは、これだけ頼むとご飯もナンもついてこないことです。私は注文の時に「これライスもブレッドもついてないけど、頼む?」と聞かれ「じゃあ米で」とお願いしました。
一緒に出されたデカい皿の用途がわからず、カレーライス的な感じで盛って食べるのか?それともティーカップのソーサー的な感じで皿ごと乗せればいいのか?と悩みながら、デカい皿は無視してそのまま食べました。
味の感想
カレーの感想は、ぶっちゃけ普通です。たしかに色んなスパイスが入っているなという複雑な味わいではありましたし、チキンもパサパサ感がなくてよく煮込まれていましたが、まあ普通のインドカレーだなという印象です。
そしてけっこう辛いです。スパイシーと書いてないメニューだったのでまあいけるやろと思っていましたが、3口超えたあたりからちょっときつくなってきました。激辛というほどでもありませんが、あまり私自身が辛さに強くないため、中辛➕ぐらいのレベルでギリギリ食べられました。
しかしラッシーはめっちゃ美味しいです。ちょっとぬるかったのが残念ですが、それを差し引いてもマンゴーとヨーグルトのバランスが絶妙で、カレーが辛くて諦めそうな時もラッシーのおかげでなんとかなりました。
値段は?
気になるのは、バカ高いでお馴染みのロンドンでの外食費用ですが、
カレー 13.95ポンド
ライス 4.45ポンド
マンゴーラッシー 5.45ポンド
サービスチャージ 2.98ポンド
の、合計26.83ポンドでした。5000円ちょっとくらいですね。日本で食べたら1500円から2000円くらいかなって感覚なので高いは高いですが、ロンドンの物価を考えると普通です。ただ、日本で美味しいライスを無料でおかわりさせてくれるお店がある中で、ライス一杯に1000円くらいするのだけはちょっと気持ち的に受け入れ難いものがありました。日本は素晴らしい国ですね笑
黒執事なども嗜むオタクとしては、ロンドンで1度はインドカレーを食べなくてはと思っていたので、今回は現地の人におすすめしてもらったインド料理屋さんでカレーを食べられて満足しました。他のインド料理も興味があるので、今度時間があったらSouthallの方まで行って、ビリヤニやドサなどに挑戦してみたいと思います。