イギリスに到着したらとりあえずやっておきたいのが、銀行口座の開設です。
現地の実店舗のある銀行で作るか、オンラインバンクで作るか悩むかと思いますが、私は両方作りました。それぞれのメリット、デメリットを感覚でお伝えします。
現地の銀行で口座を作った方がいい人
基本、オンラインバンクで事足ります。しかし現地の銀行の口座があった方がいいのは、日本円をポンドに両替して現金で持っている人です。
個人的なオンラインバンクの最大のデメリットは、現金で入金できないことです。
頑張ってなんやかんやしたらできるかもしれませんが、私は自分が実現可能な方法をうまいこと見つけられませんでした。あとめんどくさいです。
日本だと現金だけでもそんなに不便はないかもしれませんが、ロンドンはカード社会なので現金の使い勝手がとっても悪かったです。
最初にホームステイした日本人の大家さんに家賃を払ったときも受け取ってはくれましたが「現金かぁ…」という反応でしたし、その時に50ポンド札は偽札のリスクもあるからほぼ見たことないとも教えてもらいました。
スーパーマーケットのセルフレジもカード専用と現金も使えるのとで分かれていますし、読み取りがうまくいかないのか何度試しても紙幣が返ってきて詰んだこともあります。そもそも現金が使えないお店もあります。
日本の銀行やWiseなどから送金する人は全く問題ないと思いますが、現金で持ってくるタイプはオンラインバンクだと実生活でちょっと不便かもしれません。給料の振込先をオンラインバンクにして、給料入るまでの我慢!と割り切るのもありですが。
ロンドンの銀行
ロンドンの街中でよく見かける大手銀行は
- HSBC
- Barclays
- Natwest
- Lloyds
の4つです。特にこだわりはなかったので、1番作りやすいと噂のLloydsで作ることにしました。
オンラインバンクの方は
- Monzo
- Revolute
- Starling
のあたりが有名ですが、こちらも作りやすそう、かつ口座作成に手数料がいらないMonzoを作ることにして、しばらく経ってから通貨の両替が便利なRevoluteの口座も作りました。
銀行口座の作り方
最初、オンラインではない現地の大型銀行で口座を作るのに最低限必要なのは
- パスポート
- BRPカード
- 電話番号
- 住所証明
だとインターネットの情報でありました。大体は問題ありませんが、困るのは住所証明です。入国したばかりで光熱費の支払いもまだですし、学校にも行っておらず、仕事も見つける前です。Monzo Bankの口座を作った時に届いた書類でなんとかごり押しできないかと考えましたが、結局、住所証明は要らなかったです。
私は手違いでBRPカードをすぐ受け取ることができなかったので、とりあえず何が必要なのかLloyds Bankへ赴いて直接聞いてみることにしました。
結果は上記の通り、パスポートとBRPカードさえあれば口座開設できるということだったので、じゃあBRPカードちゃんと受け取れたらまた来るね…と帰ろうとしたら「全部オンラインで申請できるから来なくて大丈夫だよ」と言われました。
まじか!と思いましたが、本当でした。スマホで自分の顔の写真を撮ったりする作業はありましたが、スマホで全文申請して、カードも登録した住所宛に届いたので、めちゃくちゃ楽でした。
まとめ
私がロンドンに来た2024年5月の時点では、Lloydsの口座開設に住所証明いりませんでしたし、全部オンラインでできました。
英語の読解はあまり得意ではありませんが、自動翻訳できるので銀行で口頭で口座開設を頑張るよりもなんなら楽です。
銀行へ行って英語を話しながら頑張って作ってみたい!というのであれば経験のためにそれでもいいと思いますが、楽さで言えばオンラインで作ってしまうのをおすすめします。オンラインの手続きがうまくいかなかったら結局銀行に行ったり電話して質問することにはなるのですが。
結局、今は給料の振り込みをLloyds、日常的な支払いをMonzo、旅行の両替用にRevoluteと使い分けています。なんとなく支払い用の口座にお金をたくさん入れておくのが怖いので…。
Revoluteは普段は使わないのですが、無料のプランでも月に1000ポンドまで手数料なしで別の通貨に両替できて、たいてい他の国でデビットカードとして使えるので重宝しています。
ロンドンのバスでは、オイスターカードかコンタクトレス決済をしている人が多いのですが、チラ見した感じMonzoかRevolute使っている人が多いなって印象もあります。
今はオンラインでだいたい何でもできるようになって陰キャにも優しい時代で助かってます。口座作れるかな?と思ったらとりあえずオンラインで挑戦してみるのがおすすめです。